市場メカニズムの導入によって、旧ソ連型計画経済制度の特徴である集権制を改め分権化を進めること。
ポーランドの経済学者ブルスの言い方に従えば、社会主義経済運営における伝統的な「集権モデル」を新たな「分権モデル」に切り換えることである。
経済改革の対象とされた伝統的な計画経済制度は、ソ連で1930年代に成立し、第二次世界大戦後、東欧諸国や中国にも当初そのままの形で移植されたものであり、その特徴は、企業に対する中央からの生産課題・生産財の割当配分制を通じて、企業経営上の意思決定権までもが中央計画機関に集中される集権的・非市場的経済システムにほかならない点にあった。